タイ中部のラチャブリー県で、元タイリーグのサッカー選手が銃撃される事件が発生し、元妻が殺人未遂などの容疑で起訴されました。事件は5月26日に地方自治体事務所の駐車場で発生し、元妻は警察の捜査を受けて出頭。The Thaigerが報じました。
事件の概要と被害者
5月26日、ラチャブリー県パンペー地区のポーハック準県庁事務所の駐車場で、元タイリーグのサッカー選手で地方公務員のポーンチャイ・アッチンダー氏(42歳)が銃撃されました。彼は右手のひらと右肩に2発の銃弾を受けましたが、意識はあり会話も可能な状態でした。事件後、ポーンチャイ氏はサワーン・ラチャブリーの救助隊員によってサムットサコン県のバンペーオ病院に搬送され、緊急手術を受けています。現場からは.38口径の薬莢2個、血痕の付いたショルダーバッグ、迷彩ジャケットが発見されました。また、銃器も押収されており、ポーンチャイ氏の同僚が容疑者から取り上げたものと報じられています。
容疑者と事件の背景
銃撃事件の容疑者として、ポーンチャイ氏の元妻であるプーニャヌック容疑者(41歳)が特定されました。二人は2年以上前に別居しており、2人の子供は元妻が養育していました。目撃者の証言によると、プーニャヌック容疑者は事務所に車で来てポーンチャイ氏と駐車場で会い、口論になった後、2発の銃声が聞こえたとされています。銃撃後、プーニャヌック容疑者はブロンズ色のトヨタ車で逃走しましたが、警察が親族に連絡し、彼女は5月28日にポーハック警察署に出頭しました。プーニャヌック容疑者は動機について記者団の質問には答えませんでしたが、親族は彼女がうつ病を患い、深刻なストレス状態にあったと警察に伝えています。
捜査と今後の見通し
警察はプーニャヌック容疑者を銃器不法所持と殺人未遂の容疑で起訴し、保釈に反対しています。保釈の可否は今後、裁判所が決定します。ポーンチャイ氏は手術中のため、まだ事情聴取は行われておらず、事件の捜査は継続されています。報道によると、ポーンチャイ氏はかつてエアフォース・ユナイテッドのストライカーとして活躍し、2010年にはタイリーグ1部で得点ランキング2位になった経歴を持つ元プロサッカー選手です。この事件は、離婚を巡る金銭的な法的紛争が背景にあると報じられており、タイにおける家庭内のトラブルが深刻な犯罪に発展するケースとして注目されています。


