タイ・チョンブリー県ナージョムティエンで、65歳のカンボジア人占い師が詐欺と性的暴行の容疑で逮捕されました。この占い師は女性から儀式費用として約170万バーツ(約850万円)以上をだまし取り、さらに性的暴行も加えたとされています。地元メディアのKhaoSodが報じました。
チョンブリー県で「古代クメールの占い師」を逮捕
チョンブリー県サッタヒープ地区ナージョムティエンで、自らを「古代クメールの占い師」と称する65歳の男ブーンヤリットが逮捕されました。パタヤ地方裁判所の逮捕令状に基づき、警察は詐欺と性的暴行の容疑でブーンヤリットを拘束。警察によれば、彼は伝統的なカンボジアの占いビジネスを通じて、これらの犯罪行為に及んでいたとのことです。
人間関係の悩みに付け込み、高額な儀式費用を詐取
事件は、51歳の女性が警察に被害を届け出たことから始まりました。この女性は人間関係の悩みを抱え、解決策を求めてブーンヤリットに紹介されました。占い師は彼女に対し、「不幸を逆転させ、失われた恋を取り戻せる」と告げ、高額な費用を要求し始めました。女性は、儀式や供物、様々なセレモニーのために繰り返し金銭を支払わされ、その総額は170万バーツ(約850万円)を超えるに至りました。
「負のエネルギー除去」と称した性的暴行
さらに女性は、セッション中にブーンヤリットから性的暴行を受けたと訴えています。彼は「負のエネルギーを取り除き、恋愛運を向上させるための霊的なプロセス」と称して、性的な行為を行ったとのことです。女性は恐怖を感じ、拒否できない状況だったと警察に供述しています。タイでの占い師による性犯罪は社会問題として注意が必要です。
警察は捜査を継続、容疑者は容疑を否認
女性が詐欺と性的暴行を疑い、証拠を集めて警察に報告。捜査当局は金融取引記録や通信記録を精査し、容疑者の逮捕に至りました。ブーンヤリットは全ての容疑を否認しており、金銭は女性が自発的に支払ったものであり、両者の関係も合意の上だったと主張しています。しかし、警察は彼の供述に納得しておらず、引き続き法的措置を進める方針です。タイの治安に関する注意喚起として、このような詐欺行為には警戒が求められます。


