タイ北東部のルーイ県で、国境警備隊がメコン川を越えようとした覚醒剤密輸組織を阻止し、覚醒剤108万錠を押収しました。スラサックモントリー部隊が潜伏捜査中に不審な車両を発見し、職務質問を試みた際に容疑者が逃走。Khaosodが報じたところによると、容疑者はボートを奪ってラオス側へ逃げ去ったとされています。
メコン川国境での大規模な密輸阻止
タイとラオスを隔てるメコン川国境付近では、麻薬の密輸が絶えません。5月22日、タイ王国陸軍第2地域軍の北東部国境麻薬取締部隊(นบ.ยส.24)は、スラサックモントリー部隊の上部阻止部門および第3司令部(第8歩兵連隊)の指揮のもと、第2109レンジャー中隊を主力として作戦を展開しました。この地域はかつて「黄金の三角地帯」として知られ、世界最大の麻薬密造地帯の一つでした。
不審車両の発見と容疑者の逃走
部隊は、ルーイ県パークチョム郡バン・サンガオ村の国道211号線沿いで、情報提供に基づき潜伏監視を行っていました。その後、不審なピックアップトラックが監視地点に停車し、3人の男が黒い袋を荷台に積み込む様子を確認。直ちに捜査員が身分を明かして職務質問を試みましたが、容疑者らは闇に紛れて逃走しました。
容疑者らは住民の所有するモーター付きボート2隻を奪い、メコン川を渡ってラオス人民民主共和国側へ逃亡。ピックアップトラックも国道211号線をノーンカーイ県サンコム郡方面へ走り去りました。
押収された覚醒剤と今後の捜査
現場を捜索した結果、捜査当局は合計3袋の覚醒剤(ヤーバー)を押収。これは約108万錠に相当する大規模な押収となりました。また、容疑者が逃走に使用したとみられるモーター付きボート1隻も押収されています。
押収された証拠品は全て第2109レンジャー中隊に保管され、詳細な鑑定が行われた後、パークチョム警察署に引き渡され、法的手続きが進められる予定です。当局は、共犯者の追跡と組織全体の摘発に向けた捜査を加速させています。


