タイのソーポン国会議長は、バンコクの国会議事堂に勤務する警察官に対し、薬物乱用防止を目的とした抜き打ち尿検査を実施しました。これは、国会内の治安と秩序を維持し、警察官の職務の尊厳を強調するための厳格な措置であり、Khaosodが報じました。
国会警察への厳格な政策と薬物検査
2026年5月22日午前9時、ソーポン・サラム国会議長はバンコクの国会議事堂にて、国会警察官、警備局職員、財務予算局の車両グループ職員に対し、新たな政策方針を伝達しました。議長は特に、薬物乱用に関与することを厳しく禁止し、外部機関である麻薬取締局(ONCB)の協力を得て、抜き打ちでの尿検査を実施しました。議長は「間違い探しに来たわけではない」と述べつつ、国会が薬物問題に対して真剣に取り組んでいることを示すものだと強調しました。
職務の尊厳と規律の重要性
ソーポン議長は、国会職員が他の公務員に劣らず名誉と尊厳を持つべきだと述べました。議長は、国会警察官は建物全体と利用者の安全確保に責任を持つべきであり、「警察官らしく振る舞う」ことが重要だと強調。国民からの信頼を失わないよう、職務訓練を怠らないよう警告しました。過去には、議長が議員を議場から退席させようとした際に、国会警察官が適切に対応できなかった事例を挙げ、威厳の欠如が問題であると指摘しました。
薬物根絶と今後の訓練プログラム
政策伝達後、国会警察官と運転手に対する尿検査が実施されました。ソーポン議長は、現在の薬物蔓延と治安状況に対応するため、今回の検査は問題解決に向けた一歩であると説明。職員の身体能力と規律の向上が不可欠であり、その第一歩として、薬物乱用を根絶することが最優先事項であると述べました。今後、国会という国の重要施設の安全を確保するため、様々な訓練プログラムが導入される予定です。


