タイの首都バンコクで、チャオプラヤ川沿いの低地に対し、5月17日から21日にかけて高潮による洪水警報が発令されました。バンコク都(BMA)は、アンドラマン海やタイ湾に吹く季節風の影響で河口部の水位が上昇すると予測しており、ザ・タイガーが報じました。
バンコク都が洪水警報を発令
バンコク都は、5月17日から21日までの期間、高潮とチャオプラヤ川沿いの潜在的な洪水に備えるよう市民に警告しました。同時に、海水の侵入が悪化する可能性も指摘しており、飲料水や農業用水への影響が懸念されています。
高潮の原因と影響範囲
バンコク都は土曜日に、アンドラマン海、南部、タイ湾に吹く南風および南西風の影響により、海に接続する河口部の水位が上昇するため、今回の警報が発令されたと発表しました。特にリスクが高いとされるのは、チャオプラヤ川沿いの低地、洪水防止バリアの外側に位置するコミュニティ、そしてスクムウィット通り、サクサーワット通り、ラマ2世通りを含む主要道路の一部です。これらの地域では、浸水被害の恐れがあります。
気候変動とバンコクの脆弱性
近年、タイを含む世界各地では、集中豪雨や記録的な猛暑、激甚化する自然災害が頻発しています。バンコクは、過去に2011年のチャオプラヤ川大洪水で甚大な被害を受けた経験があり、気候変動による海面上昇と地盤沈下の複合的な影響により、洪水に対して脆弱な都市として知られています。今回の高潮警報は、こうした背景を踏まえ、市民の安全確保を最優先するものです。
また、バンコク都は、この期間中に深刻な海水侵入が発生し、生活用水や農業用水の品質に影響を及ぼす可能性があるとも警告しています。これは、農業生産や住民の日常生活に直接的な影響を与えるため、深刻な問題となる可能性があります。
市民への対応と連絡先
バンコク都は、洪水や水関連の問題に遭遇した住民に対し、情報や支援が必要な場合は以下の連絡先に問い合わせるよう助言しています。バンコク都ホットライン1555、LINEアプリケーションの@TraffyFondue、バンコク洪水調整センター、または主要道路洪水防止管理センター(02-248-5115)です。これらの連絡先を通じて、迅速な対応が期待されます。


