タイ東北部のブリーラム県で、飲酒運転のピックアップトラックが民家の壁に激突する事故が発生しました。運転手は意識不明の重体、同乗者は軽傷を負い、事故直前まで家族の無事を祈っていた家主は奇跡的に無事でした。この事故はKhaosodが報じました。
ブリーラム県で飲酒運転事故発生
2026年5月14日、ブリーラム県ムアンブリーラム郡グラントゥア地区サメット村の住宅街で、ピックアップトラックが民家の壁に衝突する事故が発生しました。地元住民からの通報を受け、スムナス・ナットティー警部補(捜査官)率いるムアンブリーラム警察署の警察官が、サワーンジャンヤーッタム・ブリーラム救助隊とともに現場に急行しました。
事故の詳細と負傷者
現場は村内のカーブで、イースズ社製のシルバーのピックアップトラック(チョンブリー県登録「バチョー4424」)が、トンシー・チャットタイソンさん(67歳)の住宅の壁に衝突していました。車両は壁を突き破り、家屋本体のわずか数センチ手前で停止していました。車内からは2名の男性が負傷しており、救助隊が切断器具を用いて救出にあたりました。
運転していたのはチャルームさん(37歳)で、意識不明の重体で発見されました。同乗していたサラウット・デーンドンムアンさん(42歳)は軽傷でした。サラウットさんは事故当時まだ泥酔状態にあり、警察の事情聴取に対し、友人のチャルームさんと一緒に飲酒しており、チャルームさんが酔った状態で運転したと供述しました。現場の道に迷った結果、車両が制御を失い壁に衝突したと説明しています。
家主の証言と「幸運」
家主のトンシーさんは、事故発生時の状況について語りました。毎日欠かさず家族の安全を願う祈りを捧げており、この日も祈りを終えてから1分も経たないうちに、家の前で大きな衝突音を聞いたといいます。すぐに外に出ると、ピックアップトラックが自宅の壁に突っ込んでいるのを発見しました。
トンシーさんは、車が家屋本体に突入しなかったのは幸運だったと語っています。以前にも同様の事故で車が家屋に突っ込んだ経験があるため、今回は日頃の祈りのおかげだと信じているとのことです。
飲酒運転の危険性
サラウットさんの母親であるノンラック・デーンドンムアンさん(67歳)も現場に駆けつけ、二人が午後2時から飲酒していたことを明かしました。二人ともひどく酔っており、家を出る際にもすでに一度、車が道路から逸れそうになったと証言しています。危険な飲酒運転が引き起こした今回の事故は、タイにおける飲酒運転の深刻な問題と、その潜在的な危険性を改めて浮き彫りにしました。


