ホームタイ【タイ】金仏像頭部すり替え疑惑、鋳造職人が反論

【タイ】金仏像頭部すり替え疑惑、鋳造職人が反論

※画像はイメージです(AI生成)

タイで、寄付された金で鋳造された仏像の頭部が約8年後に真鍮製であることが判明し、すり替え疑惑が浮上しています。この問題に対し、頭部を鋳造した職人は偽物とすり替えたとの報道を否定し、内部に金が鋳込まれているとして、徹底的な内部検査を求めています。この経緯について、タイのメディアKhaosodが詳細を報じました。

仏像頭部のすり替え疑惑が浮上

タイ国内で、仏像の頭部が寄付された金ではなく真鍮製だったという衝撃的なニュースが報じられました。発端は、とある顧客が「ナモー・バーン・チャン・トン・ペット・トン&ジュエリー」のFacebookページに、約50バーツ(約250円)相当の金で作られたとされる仏像の頭部を持ち込み、検査した動画を投稿したことです。その結果、信者から寄付された金が、実際にはわずか2〜3%しか金を含まない真鍮であることが判明し、大きな波紋を呼んでいます。

鋳造職人が疑惑を否定し説明

この疑惑に対し、仏像の頭部を鋳造した金細工職人が2026年11月1日、Khaosodの取材に応じ、反論しました。職人によると、約2016年に住民から約50バーツの金が寄付され、仏像の頭部を鋳造しましたが、一度では型に金が満たなかったため、途中で作業を中断。鋳造途中の型をいったん僧侶に預けたと説明しています。

その後、職人は工房に持ち帰り、残りの作業を継続。報道されている真鍮製の頭部を別途作成し、元の型に残っていた金を溶かしてこの真鍮製の頭部内部に流し込みました。そして、石膏で内部を固めた上で、完成品を僧侶に直接手渡したと主張しています。

内部検査による真実の解明を要求

職人は、自身が偽物とすり替えたという報道に全く納得がいかないと述べ、真実を明らかにするために仏像の頭部を解体し、内部を検査するよう強く求めています。もし報道されている頭部が自身の鋳造したものであれば、内部には確かに金が鋳込まれているはずだと断言しており、この検査によって疑惑が晴れることを期待しています。この事件は、タイの仏教界における寄付金の透明性にも一石を投じています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
RELATED ARTICLES
- Advertisment -
Google search engine

Most Popular

Recent Comments