ホームタイ【タイ・ナコーンラーチャシーマー】元夫が銃で殺害を脅迫、DV被害女性が恐怖に怯える

【タイ・ナコーンラーチャシーマー】元夫が銃で殺害を脅迫、DV被害女性が恐怖に怯える

※画像はイメージです(AI生成)

タイ東北部のナコーンラーチャシーマー県で、元夫が女性を暴行し、銃で殺害を脅迫するドメスティック・バイオレンス(DV)事件が発生しました。被害女性はソンクラーン祭りの会場で襲撃を受け、警察に被害を届け出ましたが、元夫は銃の所持を否定しており、女性は依然として身の危険を感じています。この事件はタイの主要メディアKhaosodが報じました。

ナコーンラーチャシーマー県でのDV事件発生

2026年4月18日、ナコーンラーチャシーマー県ピマイ郡に住む39歳の女性(仮名:メオさん)が、1年以上前に別れた45歳の元夫(仮名:マオさん)による暴行と殺害脅迫の被害を訴え、記者団に窮状を訴えました。メオさんは、元夫が別れて1年が過ぎてもなお、執拗な嫉妬心からつきまとっていると明かしています。

ソンクラーン祭りの夜に襲撃

事件は4月16日夜、メオさんがオートバイで村のソンクラーン祭り会場から帰宅しようとした際に発生しました。午後8時頃、元夫のマオさんが現れ、メオさんのオートバイの鍵を奪い、帰宅を阻止しようとしました。鍵を巡って争いになった際、マオさんはメオさんの目にスプレーを噴射して視界を奪い、その後顔を殴り、頬を噛みつくという残忍な暴行を加えました。

警察の対応と保護命令

暴行後、マオさんは「家に戻って銃を持ってきて殺してやる」とメオさんを脅迫し、メオさんは恐怖を感じて夜中に逃げ出し、姉とともにピマイ警察署に被害届を提出しました。警察はメオさんに対し、ピマイ病院で治療を受けるよう勧め、回復後に改めて事情聴取を行う予定です。

メオさんとマオさんは20年以上連れ添っていましたが、日常的に喧嘩や暴行が繰り返され、メオさんは耐えきれずに1年ほど前に実家に戻りました。しかし、マオさんは復縁を迫り、メオさんが新しい関係を持つことを恐れて何度も銃で脅してきたといいます。

警察はマオさんの自宅を捜索しましたが、銃は見つからず、マオさんも銃の所持を否定しているため、現時点では逮捕には至っていません。警察は双方に話し合いでの解決を促しつつ、証拠収集を進める方針です。

被害女性の継続的な恐怖

ナコーンラーチャシーマー県開発福祉事務所(P.M.J.ナコーンラーチャシーマー)は、メオさんを保護するため、ナコーンラーチャシーマー県青少年・家庭裁判所から保護命令を取得しました。これにより、マオさんはメオさんやその家族に100メートル以内に近づくことが禁止されます。しかし、メオさんはマオさんがまだ逮捕されていないため、再び襲撃されるのではないかと強い恐怖を感じ続けています。タイにおけるDV被害者保護の課題が浮き彫りになる事例と言えるでしょう。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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