タイ東部プラチンブリー県で、コンビニエンスストアの店員2人が男に刃物で刺され、うち1人が意識不明の重体となる事件が発生しました。容疑者は逮捕時、「人生に疲れ、逮捕の際に殺されたかった」と供述したと報じられています。この衝撃的な事件はThe Thaigerが伝えています。
プラチンブリーのコンビニで発生した凶行
事件は5月28日未明、プラチンブリー県ポーガム地区のコンビニエンスストアで発生しました。午前3時頃、プラチンタカム警察署に暴力事件の通報があり、警察官が現場に急行しました。この凶行により、33歳の女性店員が全身に10か所以上の刺し傷を負い、現在も重体です。もう一人の店員は右腕を噛まれ、右手に切り傷を負う軽傷を負いました。タイのコンビニエンスストアは24時間営業が多く、深夜の防犯対策が課題となることもあります。
負傷した店員の勇敢な行動と容疑者の逃走
ルアムカタニュー財団の救助隊員タナパット氏によると、負傷した店員の一人が腕から出血しながらもバイクで財団事務所に助けを求めに来たといいます。店員は重傷を負った同僚の状況を伝え、タナパット氏と彼のチームはすぐにコンビニエンスストアへ向かいました。救助隊が現場に到着した際、容疑者は店を物色し、酒瓶を盗んでバイクで逃走したと報じられています。
救助隊と警察による迅速な逮捕
一部の救助隊員は容疑者を追跡し、同時に警察に通報しました。警察が到着する前に救助チームが容疑者を制止し、身柄を確保することに成功しました。警察は現場で、コンビニエンスストアから盗まれた酒2本と現金2,000バーツ(約10,000円)を回収しました。タイの治安当局と市民による連携が迅速な逮捕に繋がった事例と言えるでしょう。
「死にたかった」と供述した容疑者
容疑者は37歳のナッタウットと特定されました。警察によると、ナッタウットは逮捕時、薬物の影響下にあるように見えたとのことです。彼は警察に対し、「人生に疲れており、逮捕の際に殺されたかった」と供述しました。また、以前にも自殺を試みたが失敗し、自らの命を絶つことができなかったと主張しているといいます。
容疑者の送検と被害者の治療状況
ナッタウットは夜間強盗および重傷を負わせた罪で起訴されました。今後の最終的な法的措置や刑罰はまだ決定されておらず、彼は現在も警察に拘留されています。重体だった被害女性は、プラチンタカム病院からチャオプラヤ・アバイブベト病院へ転院し、集中治療が続けられています。


