タイの鉱物資源局は、全国14県に対して、土砂災害と鉄砲水が発生する危険性が高まっていると警告しました。2026年5月20日、タイ天然資源・環境省の鉱物資源局は、継続的な大雨により、これらの地域で地滑りや急な増水が発生する可能性があると発表。現地ニュースメディアKhaosodが詳細を報じています。
14県に広がる警戒地域
タイ天然資源・環境省の鉱物資源局傘下の環境地質学部地質災害オペレーションセンターは、特に土砂災害の危険性が高い地域で継続的に大雨が降っていることを受け、国民に警戒を呼びかけています。気候変動の影響により短時間の豪雨が増加する傾向にある近年、タイでは毎年のように土砂災害が発生しており、北部山岳地帯で多くの死者が出ています。今回の警告は、以下の14県が対象です。
- ナーン県
- ウッタラディット県
- ピッサヌローク県
- ペッチャブーン県
- ターク県
- カーンチャナブリー県
- ロッブリー県
- プラチュアップキーリーカーン県
- トラート県
- ルーイ県
- チャイヤプーム県
- ラノーン県
- パンガー県
- クラビー県
気象庁の予測と警戒呼びかけ
タイ気象庁の24時間予報によると、アンダマン海北部とタイを覆う南西モンスーンが比較的強く、ベトナム北部には低気圧が停滞しているため、タイ全土で雨が降り続く見込みです。特に南部西部、東北部、東部の一部地域では大雨から非常に激しい雨が予想されており、北部、中部、バンコクおよびその周辺地域でも激しい雨が降る可能性があります。
国民は、大雨やこれまでの降雨による累積的な影響に注意し、突然の洪水や鉄砲水に警戒するよう促されています。特に丘陵地帯の斜面や水路沿い、低地では、災害が発生しやすい状況です。タイ旅行を計画している方も、現地の気象情報には十分ご注意ください。
災害への備えと対応
鉱物資源局は、対象地域のネットワークボランティアに対し、土砂災害や鉄砲水の状況を継続的に監視するよう要請しています。また、関連する地方自治体に対しても、状況を緊密に監視し、地質災害が発生した場合には、迅速に現場を調査して、影響を受ける住民に初期の支援とアドバイスを提供するよう求めています。このような自然災害への迅速な対応と備えが、被害を最小限に抑える上で極めて重要です。


