タイ東北部ノンブアランプー県で、義父が13歳の養女を殺害し、母親も重傷を負わせる残忍な事件が発生しました。シーブンルアン郡の自宅で養女は手足を縛られ首を絞められて死亡、母親は頭部を斧で斬られ2日間監禁された後発見されました。この衝撃的な事件は、タイの主要メディアであるカオソッドが報じています。
ノンブアランプー県で発覚した残忍な事件
2026年5月25日、ノンブアランプー県シーブンルアン郡の民家で、女性が襲撃され死亡したとの通報がシーブンルアン警察署に入りました。警察官が現場に駆けつけると、家の裏手にあるバスルームで、13歳の少女A(仮名)が手足を縛られ、首を布で絞められた状態で死亡しているのが発見されました。遺体は裸で、ズボンが足首まで降ろされており、性的暴行の可能性も指摘されています。
また、現場には少女Aの母親である32歳の女性B(仮名)もおり、頭部と顔に斧で斬られたとみられる重傷を負い、意識不明の状態でした。
事件の経緯と義父の逮捕
捜査によると、少女Aは普段、別の村に住む祖父母と暮らしていましたが、5月22日に村で行われたブンバンファイ祭り(ロケット祭り)に参加するため、母親Bと義父ポーチャイ(38歳、通称ジャック)が住む自宅を訪れていました。その後、少女Aは祖父母の家に戻らず、祖父が捜索するも行方は分かりませんでした。
5月25日正午頃、母親Bと少女Aが借りていたバイクを取りに来た知人C(仮名)が、家の縁台に座っている頭部を大きく負傷した母親Bを発見し、親族に連絡。母親Bは病院に搬送されました。母親Bは事件について詳しく語ろうとしませんでしたが、義父ポーチャイに2日間監禁されていたことが判明しました。
警察は少女Aの遺体発見後、義父ポーチャイが容疑者として浮上し、行方を追っていました。そして同日午後2時10分、シーブンルアン郡内の村を結ぶ道路上で、義父ポーチャイを逮捕しました。取り調べの結果、尿検査で薬物反応が検出され、義父は覚せい剤1錠を使用したことを自白しました。
義父の過去と地域社会の反応
シーブンルアン郡長は、義父ポーチャイが薬物使用とオートバイ運転の容疑で逮捕されたことを明らかにしました。また、警察の調べで、義父ポーチャイは過去にも薬物関連の罪で服役しており、さらにシーブンルアン郡内の別の村で高齢女性への性的暴行事件で服役経験があることが判明しました。出所後、母親Bと出会い同棲を始めたとされています。
学校の教師たちは少女Aを「良い子だった」と語り、事件に大きな衝撃を受けています。郡長は、住民に対し、同様の危険な人物の行動を発見した場合は、すぐに当局に通報するよう呼びかけ、「このような凶悪犯罪を許してはならない」と強調しました。今回の事件は、タイの地方における治安と薬物問題の深刻さを浮き彫りにしています。


