ホームタイ【タイ・スリン県】カンボジア国境での発砲をタイ軍が否定

【タイ・スリン県】カンボジア国境での発砲をタイ軍が否定

※画像はイメージです(AI生成)

タイ・カンボジア国境のスリン県チョンチョム付近で、タイ軍が発砲したとするカンボジア側の主張に対し、タイ第2軍管区はこれを否定しました。カンボジア当局はタイ軍が22発発砲したと主張していますが、タイ軍は口頭での警告と警告信号のみで、発砲はなかったと反論しています。この国境での緊張について、Bangkok Postが報じました。

国境での発砲疑惑とタイ軍の反論

タイ第2軍管区は、スリン県チョンチョム国境検問所付近でタイ軍が22発発砲したというカンボジア側の主張を否定しました。軍事筋によると、カンボジア当局は日曜日にオースマック・チョンチョム国境地域で2件の発砲事件があったと主張しています。カンボジア側の関係者は、午前9時24分から9時45分の間に12発、その後午前10時10分頃にさらに10発の銃声がタイ側から聞こえたとされています。

しかし、タイ軍はこの主張を全面的に否定しており、事件中に銃器は一切使用されなかったと断固として反論しています。

事件の詳細とタイ側の対応

タイ側の情報筋によると、カンボジア兵士らが午前9時24分頃、有刺鉄線で仕切られた境界エリアに建設資材を移動させようとしました。これに対し、タイ軍兵士は口頭で撤退を命じる警告を発しました。

その後、タイ軍将校はカンボジア軍がタイ支配地域に接近する動きを監視し、国境管理手順に従って警告信号で対応しましたが、発砲は行いませんでした。この一連の出来事において、タイ軍は実弾による発砲は一切なかったと強調しています。

緊張続く国境地帯と今後の見通し

両国軍当局は、国境沿いでの衝突を防ぐため、引き続き緊密に連携していると述べています。タイとカンボジアの国境地域は、プレアビヒア寺院(カオ=プラ=ヴィハーン)を巡る歴史的な領土問題など、以前から緊張状態が続いており、国境地域の安全保障はタイにとって常に重要な課題です。

今回の事件は、国境の治安維持における繊細なバランスを示しており、両国間の継続的な調整と外交努力が、今後の安定には不可欠です。タイ旅行を計画している方は、国境付近の治安情報に注意を払い、最新の情報を確認することをお勧めします。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
RELATED ARTICLES
- Advertisment -
Google search engine

Most Popular

Recent Comments