ホームタイ【タイ・ウドンターニー】中古車購入で麻薬輸送の過去が発覚、謎のささやき声が導く真相

【タイ・ウドンターニー】中古車購入で麻薬輸送の過去が発覚、謎のささやき声が導く真相

※画像はイメージです(AI生成)

タイのウドンターニー県で中古のピックアップトラックを購入した男性が、過去に大量の麻薬輸送に使われたという謎のささやき声を聞き、その車の衝撃的な来歴が明らかになりました。この男性は警察に徹底的な調査を依頼しており、問題があれば返金と返品を求める意向を示しています。この件はKhaosodが報じました。

謎のささやき声と車の購入

タイのノーンブアラムプー県に住むウィーラポンさん(34歳)は、5月27日に17万5,000バーツ(約87万5,000円)で中古のピックアップトラックを購入しました。しかし、購入直後から車の助手席から「この車は麻薬を運んだことがある」という謎のささやき声を聞くようになったと主張しています。

過去の麻薬輸送事件の判明

ウィーラポンさんがこの奇妙な体験を友人に話したところ、友人が車の来歴を調査。その結果、購入したトラックが2025年に発生した大規模な麻薬輸送事件で実際に使用され、320万錠ものヤーバー(覚せい剤)を運んでいたことが判明しました。この事実にウィーラポンさんは大きな衝撃を受けました。

購入者の対応と警察への訴え

ウィーラポンさんは5月29日、ウドンターニー県庁内のムアンウドンターニー警察署を訪れ、この件を正式に届け出ました。彼は、もし調査の結果、車の販売が法的に問題ないと判断されれば、この車を使い続けると述べました。しかし、もし不正な方法で販売されていたり、事件に関連する何らかの異常が見つかった場合は、法的な措置を取り、全額返金を求めて車を返品すると強調しました。

警察署長と販売店の説明

ナープララーン警察署のテープパノム・ゴンウボン署長は、この件について記者団に説明しました。署長によると、この事件では裁判所が車両の押収を命じておらず、そのため元の所有者に返還された可能性が高いとのことです。元の所有者はウドンターニー県に住む退役空軍士官だったとされています。中古車販売店の店主も、車の過去については知らず、ウドンターニー県の別の中古車販売店から購入したと話しています。

関係者からの懸念と透明性の要求

この事件の経緯について、支援団体のパーヌマート代表は、疑問を呈しています。彼は、大量の麻薬を輸送した車両が押収されずに流通していることに懸念を示し、元の所有者である退役空軍士官がこの件について説明責任を果たすべきだと主張しました。ウィーラポンさんも、この件が透明性を持って解決され、国民が安心して中古車を購入できるような環境が整うことを強く望んでいます。タイの中古車市場における信頼性確保のためにも、さらなる詳細な調査が求められています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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