ベトナムの主要空港で、ドローンや凧による飛行安全への脅威が高まり、公安省が空港へのドローン探知・追跡装置の配備を強化しています。タンソンニャット国際空港などではドローンの侵入事案が相次いでおり、Tuoi Treは、事件発生を待たずに対応する政府の姿勢を報じました。
ベトナム空港におけるドローン脅威の増大
近年、ベトナムの空港周辺で無人航空機(UAV)や凧の違法飛行が深刻な脅威となっています。特にホーチミン市にあるタンソンニャット国際空港では、過去にドローンの侵入により多数の航空便に影響が出た事案が報告されています。このような状況を受け、ベトナム民間航空局(CAAV)は、飛行安全を確保するための抜本的な対策を求めていました。
公安省によるドローン対策強化
政府は、この飛行安全へのリスクに対し、迅速な対応の必要性を認識しています。公安省は、ベトナムの主要空港にドローン探知・追跡装置の配備を強化する方針を決定しました。これにより、空港周辺の空域を監視し、不審な飛行物体を早期に発見・特定することが可能になります。この動きは、ダナン国際空港などで頻発するドローンの飛行禁止区域への侵入事案を受けたものです。
関係機関との連携と今後の見通し
ベトナム民間航空局は、公安省だけでなく、ベトナム航空交通管理公社(VATM)やベトナム空港公社(ACV)とも連携し、ドローンおよびその他の飛行物体の管理と取り扱いに関する原因、リスク、欠陥の綿密な監視と評価を進めています。政府は、事件が発生してから対応するのではなく、事前に予防策を講じることの重要性を強調しており、飛行安全確保に向けた継続的な取り組みが求められています。この対策強化により、ベトナムの空港の安全性が向上し、航空便の遅延や欠航といった運航への影響を最小限に抑えることが期待されています。


