タイ北部チェンマイの市場で、労働許可なくパローダック(アヒルの煮込み)を販売していたラオス人女性が不法就労の容疑で逮捕されました。市民からの通報を受け、チェンマイ入国管理局の捜査班が市場を急襲し、身柄を確保したとKhaosodが報じています。
チェンマイ入管が市場を急襲、不法就労者を逮捕
2026年8月3日、チェンマイ入国管理局の捜査班は、メーヒア地区の市場で無許可で外国人労働者が働いているとの市民からの通報を受け、捜査を開始しました。その結果、ラオス国籍の女性1名が、一時的な滞在許可を得ているにもかかわらず、労働許可なしに職業に従事していたとして逮捕されました。
労働許可の不備とタイ人からの職業奪取
捜査官による身分証明書と労働許可証の確認の結果、このラオス人女性は以前、タイ人の雇用主の下で労働許可を得ていたことが判明しました。しかし、現在は無許可でパローダックの販売業を営んでおり、これが「タイ人の職業を奪う」行為と見なされました。容疑者は、この店で約3年間、法的に許可されていない状態で働いていたと供述しています。
タイにおける外国人労働者の現状と課題
タイでは、首都バンコクを含む各地で建設作業員や屋台の売り子としてミャンマー人などの外国人労働者が多く見受けられます。しかし、その多くがパスポートや入国ビザ、正式な労働許可書を持たない不法移民労働者であるのが実情です。過去には、就労ビザや身分証明書を持たない不法労働者の問題が指摘されていましたが、2017年以降は状況改善に向けた動きも見られています。
今回逮捕されたラオス人女性は、チェンマイ市警察署に送致され、関連法に基づきさらなる法的手続きが進められる予定です。


