ベトナム・ホーチミン市で、化学物質を使用してモヤシを製造し、1,000トン以上を市場に流通させていたとして、4人が起訴されました。この大規模な食品偽装事件は、消費者の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があり、公安省傘下の調査警察機関が捜査を進めています。地元メディアTuoi Treが報じました。
【ホーチミン】化学物質モヤシ製造拠点を摘発
ホーチミン市警察は、同市クチー県とホクモン県にある3か所の施設で、違法な化学物質を使用してモヤシを大量生産していたグループを摘発しました。捜査の結果、2023年以降、これらの施設から合計1,000トン以上の「化学物質モヤシ」がホーチミン市内の市場や飲食店に流通していたことが判明しています。
健康被害の懸念と捜査の進展
捜査当局によると、製造に使用されていた化学物質は、モヤシの成長を促進し、見た目を良くするためのものでしたが、人体に有害な成分が含まれていた可能性があります。これにより、消費者の健康に重大なリスクをもたらすことが懸念されています。警察は、この事件に関与した4人の主要容疑者を 「食品衛生安全に関する違反行為」の容疑で起訴 し、さらなる捜査を進めています。
広がる食品安全への不安
この事件は、ベトナムにおける食品安全問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。違法な食品製造は、消費者の信頼を損なうだけでなく、経済にも悪影響を与えます。ホーチミン市当局は、今後も食品偽装に対する取り締まりを強化し、市民の食の安全を守るための対策を講じる方針を示しています。
違法モヤシの販売経路と収益
容疑者らは、製造した化学物質モヤシを主にホーチミン市内の市場や小規模な食料品店、レストランなどに卸していました。摘発された施設からは、大量のモヤシのほか、製造に使用された化学物質や関連設備が押収されています。彼らがこの違法なビジネスで得ていた収益は、莫大な金額に上ると見られており、警察は資金の流れについても詳しく調査を進めています。


