タイのサムットプラーカーン県で、配達用ピックアップトラックが居眠り運転により花売り女性のサイドカー付きオートバイに衝突し、女性が死亡しました。事故は5月29日午前11時頃に発生し、運転手は生後2ヶ月の子供の世話で寝不足だったと供述しています。Khaosodが報じました。
事故の詳細
2026年5月29日午前11時頃、サムットプラーカーン県プラサムットチェーディー郡バーンクローンサアン地区のプラチャウティット90-ワットチャンケーオペット通りで交通事故が発生しました。警察官が現場に駆けつけると、4車線道路の左側車線で54歳の花売り女性、ワナ・シンチョームガームさんが仰向けに倒れており、重傷を負っていました。救急隊員による蘇生措置も虚しく、ワナさんはその場で死亡が確認されました。
衝突の状況と負傷者
現場には、サレーン(サイドカー付きオートバイ)がピックアップトラックに衝突され、完全に破壊された状態で発見されました。このサレーンは、花売りワナさんが使用していたもので、屋根付きに改造されていました。また、道路脇には黒いホンダCR-Vが木に衝突した状態で停まっており、後部にはサレーンと衝突したとみられる日産製のピックアップトラックが確認されました。
ピックアップトラックを運転していたのは、29歳のパティパット容疑者で、警察に自首しました。この事故では、ピックアップトラックに同乗していた24歳の助手、スパチャイ・トライセーンさんも腕と頭に負傷を負い、病院に搬送されています。
運転手の供述:過労が原因か
パティパット容疑者は警察の取り調べに対し、午前7時にプララーム2地区の会社を出発し、電気ケーブルレールを満載して顧客への配達中だったと供述しました。事故発生時、プラチャウティット131通りへ向かう途中、居眠り運転をしてしまったと説明。前夜は生後2ヶ月の子供の世話で寝不足だったと主張しています。意識を取り戻した時には既にサレーンに衝突しており、その後、路上駐車していた一般車両にも追突したと話しました。事故後、すぐに負傷者の救助と警察・救急への通報を行ったということです。
目撃者の証言
路上駐車していたホンダCR-Vの持ち主である59歳のワッサナーさんは、近くのドリアン店で昼食の買い物をしていた時に事故を目撃しました。突然の大きな衝突音を聞き、自身の車が追突され木に激突したのを見たと言います。サレーンの運転手が遠くまで投げ出され、動かなくなった様子を見て、動揺して何もできなかったと語りました。その後、ドリアン店の店主に頼んで警察に通報してもらったとのことです。
警察による今後の捜査
警察は現場の写真を記録し、初期報告書を作成。死亡したワナさんの遺体は法医学研究所に送られ、司法解剖が行われます。パティパット容疑者は警察署に連行され、さらに詳しい事情聴取が行われた後、法的な手続きが進められる予定です。


