バンコクのサトーン区で、10代の少年2名が違法な銃器を購入しようとしていたところを警察に逮捕されました。警察官が不審な行動を職務質問した際に銃器が発見され、少年らは護身用としてLINEを通じて購入したと供述しています。この事件はKhaosodが報じました。
バンコク・サトーン区で不審な少年を職務質問
2026年5月24日未明、バンコク・サトーン区のトゥンワットドーン地区、ナラティワートラチャナカリン通りのUターン地点で、ヤンナワー警察署のパトロール隊が巡回中に不審なオートバイを発見しました。オートバイが停車している場所の近くで、16歳のA容疑者が茂みから出てくるのを発見。警察官の姿を見て動揺した様子を見せたため、職務質問を行いました。その際、15歳のB容疑者も近くに立っているのが確認されました。
茂みに隠されていた銃器と弾薬
警察官が2人に声をかけたところ、不審な態度を見せたため、任意での身体検査を求めました。身体からは違法なものは発見されませんでしたが、B容疑者が運転していたオートバイと、A容疑者が茂みの近くに置いていたバックパックについて確認したところ、A容疑者はバックパックが自分のものであることを認めました。
警察官が2人の立ち会いのもとバックパックを捜索した結果、複数の銃器と弾薬が発見されました。具体的には、黒い革製ホルスターに入った.38口径のリボルバー式拳銃1丁、.38口径弾3発、12番散弾5発が黒いウエストポーチとグレーのバックパックに隠されていました。さらに、手製の短銃身散弾銃1丁もグレーのバックパックの中から見つかりました。
LINEを通じた違法取引と護身の主張
逮捕された少年らは、LINEを通じて「クルー・ヌン・ソン・イン・プーン(射撃教師ヌン)」と名乗る人物から、押収された銃器と弾薬の全てを合計5,000バーツ(約25,000円)で購入したと供述しました。彼らは、事件現場で銃器を受け取る約束をしていましたが、警察官に発見され逮捕に至ったとのことです。購入の理由については、護身用としていたと主張しています。
銃器不法所持で逮捕、タイの治安対策
警察は2人に対し、「許可なく銃器と弾薬を共同で所持した罪」および「不当な理由なく都市、村、または公共の場所で銃器と弾薬を携帯した罪」で逮捕しました。その後、押収品とともにヤンナワー警察署の捜査官に身柄を引き渡し、法律に基づいて捜査を進めています。タイでは銃器の不法所持・携帯に対する取り締まりが厳しく、今回の10代による違法な銃器取引は、社会における銃器問題の深刻さを示唆しています。


