タイ北部ランプーン県でピックアップトラックが崖から転落、父親が死亡し息子が重傷を負う事故が発生しました。2026年5月24日、ンガオ郡のアクセスが困難な地域で、雨による路面のスリップが原因とみられています。Khaosodが報じたこの事故では、救助隊が到着するまでに時間を要し、改めて地方道路の危険性が浮き彫りとなりました。
ランプーン県で発生した痛ましい事故
2026年5月24日午後3時20分頃、タイ北部ランプーン県ンガオ郡バーンオーン準郡クンオーンパッタナー村付近で、ピックアップトラックが崖から転落する事故が発生しました。事故現場は遠隔地にあり、通常の車両ではアクセスが困難な場所でした。ランプーン県救急センター1669からの通報を受け、ンガオ郡救助協会は、ナーゲー準郡行政機構長官からのオフロード車の支援と、バーンオーン行政機構からの四輪駆動車の支援を要請。狭く急勾配な未舗装の道路を約1時間かけて進み、午後4時20分にようやく現場に到着しました。この事故は、タイの地方道路における安全性の課題を改めて浮き彫りにしています。
深い谷底に転落した車両と被害状況
現場では、黒い三菱トライトンキャブのピックアップトラックが、約30メートル下の谷底で横転し大破していました。この事故で2名が負傷。運転手は車の下敷きになっており、もう1名の息子は車外に放り出されていました。息子は地元住民によってすでにンガオ病院に搬送されており、重傷を負っているとのことです。
事故原因と救助活動の詳細
救助隊は、車の下敷きになっている運転手を救出するため、ウィンチを使って車両を引き上げる必要がありました。しかし、確認したところ、運転手のガオリアムさん(56歳、カムペーンペット県出身)はすでに死亡が確認されました。警察とンガオ病院の法医学医師が現場で検視を行い、遺体は搬送されました。初期調査によると、ガオリアムさんは親戚のライチ園を管理するため、この狭く車両のすれ違いが困難な未舗装路を利用していたとみられています。事故発生時は雨が降っており、路面が滑りやすくなっていたことが、車両が制御を失い崖から転落した主な原因と推定されています。このような悪天候時の運転には特に注意が必要です。


