ホームタイ【タイ・シーサケート】警察の強要疑惑を一転、本物の被害者が無実を証言

【タイ・シーサケート】警察の強要疑惑を一転、本物の被害者が無実を証言

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タイのシーサケート県で警察による金銭強要疑惑が報じられた件で、本物の被害者が名乗り出て警察の無実を主張しました。この被害者は、報道された強要事件の背後には、自身が自動車詐欺の被害に遭っていた別の犯罪グループが存在すると説明しています。Khaosodが報じたところによると、この新証言により事件の様相は一変し、警察の捜査の正当性が強調されています。

シーサケート県で浮上した警察の強要疑惑

以前、ジャ・キングス・タンティム氏が中古車販売業者を伴い、警察官による金銭強要と脅迫があったとして告発しました。この告発では、シーサケート県ムアン警察署の捜査官を名乗るグループが、AK銃で脅し、手錠をかけ、捜査室で「黒い袋を被せる」と脅し、金銭を要求したとされていました。

本物の被害者が登場、別の自動車詐欺事件を告白

しかし、5月23日、ニーさん(仮名、38歳)がメディアに対し、自身がこの告発グループによる別の自動車詐欺事件の被害者であると明かしました。ニーさんの話によると、5月7日に彼女はこのグループからトヨタ・レボのピックアップトラックを34万5,000バーツ(約172万5,000円)で購入しました。購入後、バンコクへ向かう途中で、購入場所から5キロメートルも離れないうちに、別の車が追跡してきて衝突事故を起こしたと主張し、停車を求められました。しかし、あたりが暗かったため、ニーさんは停車を拒否し、シーサケート県ムアン郡ノーンパイ地区のガソリンスタンドまで運転しました。そこで、ニーさんは車内にある荷物ごと車を奪われ、グループは逃走しました。

警察への情報提供と囮捜査

その後、5月13日になって、奪われたピックアップトラックがニーさんの知人に売られようとしていることを知り、ニーさんはすぐに警察に通報しました。警察はニーさんと協力して囮捜査を計画し、グループを逮捕。その後、ムアン警察署で示談交渉が行われました。当初、ニーさんは50万バーツ(約250万円)の損害賠償を求めていましたが、最終的に車の購入価格と同額の34万5,000バーツ(約172万5,000円)で合意しました。しかし、グループは10万バーツ(約50万円)しか支払わず、残りの金額を支払わないまま姿を消し、その後、警察への金銭強要を告発したと報じられたのです。

警察の強要行為を否定する被害者

ニーさんは、警察が「黒い袋を被せる」と脅したり、金銭を強要したりしたという告発について、自身が捜査室に同席していた間、警察官は一切そのような行為をしていないと断言しました。彼女は「警察官は私にも容疑者たちにも非常に親切で、食事や寝る場所も提供してくれました。暴力的な行為は一切ありませんでした」と述べ、警察の無実を主張しています。ニーさんは、現在、残りの賠償金34万5,000バーツ(約172万5,000円)の返還を求めています。

シーサケート県警察幹部の説明

シーサケート県ムアン警察署捜査課のサラウット・カムノーイ副署長は、警察の職務遂行は法と人権に基づいて行われたと強調しました。AK銃が使用されたという告発については、AK銃は違法武器であり、警察が公務で使用するのはM4やグロックなどの合法的な銃器であると説明しました。また、容疑者の頭に銃を突きつけたという主張も否定し、容疑者が逃走を図り、警察官から銃を奪おうとした際に、車両に向けて銃を構えたに過ぎないと述べました。黒い袋の使用についても、拷問防止法により厳しく禁止されており、そのような行為はなかったと断言しています。

金銭問題と容疑者の背景、中古車購入時の注意点

サラウット副署長は、金銭のやり取りは被害者と容疑者間の示談であり、警察は関与していないと説明しました。告発の背景には、容疑者が被害者への賠償金を支払えないため、警察を告発することで責任を回避しようとしている可能性が高いと見ています。告発者のアルン氏には過去に暴行事件の逮捕歴があり、グループには薬物関連の逮捕歴もあることが判明。犯行に使われた車両は偽造ナンバープレートを使用しており、グループはウボンラチャタニ県、ヤソートーン県、プラチュアップキーリーカーン県出身で、同様の詐欺を繰り返している可能性が高いとされています。

副署長は、中古車購入時には、書類を十分に確認し、夜間や人目の少ない場所での取引を避けるよう呼びかけました。不審な場合はすぐに警察に通報すること、また、公的機関など信頼できる場所での取引を推奨し、タイでの安全な取引を促しています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
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