タイ・ナコーンラーチャシーマー県でミャンマー人労働者が刺殺される事件が発生し、13歳から19歳の少年4人が逮捕されました。5月20日夜、線路脇で口論の末に集団暴行を受け、病院で死亡が確認されました。Khaosodが報じたところによると、主犯格の少年は仮釈放からわずか1ヶ月での再犯だったとのことです。
事件の概要と被害者の死亡
5月20日夜、タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県ムアン郡の線路脇で、ミャンマー人労働者アウンさん(35歳)が胸部を刺され、重傷を負いました。アウンさんは所持品を抱えた状態で見つかり、直ちにマハラート・ナコーンラーチャシーマー病院に搬送されましたが、残念ながらその後死亡が確認されました。
少年グループ4人の逮捕と犯行手口
事件の進展として、5月22日、ムアン警察署のシリチャイ・シーチャイパンヤー署長が、事件に関与した少年4人を逮捕したと発表しました。凶器として使用された長さ約14cmのナイフも押収されています。逮捕されたのは以下の4名です。
1. パパンコーン容疑者(19歳):ナイフでアウンさんを刺したことを自白しています。彼の過去を調べたところ、窃盗事件で2回の逮捕歴があり、わずか4月3日に仮釈放されたばかりでした。
2. A容疑者(仮名、15歳):アウンさんを足で蹴り、事件発生時の様子を動画で撮影していました。
3. B容疑者(仮名、15歳):アウンさんを複数回蹴りつける暴行に加わり、動画撮影に使用された携帯電話の所有者でもあります。
4. C容疑者(仮名、13歳):ヘルメットでアウンさんを殴打していました。
警察の初期捜査によると、容疑者と被害者に面識はなく、線路脇で口論になった後、少年グループが集団で暴行を加え、最終的にナイフで刺殺に至ったとされています。他の3名の容疑者には前科はありませんでした。
タイの治安と若年層の犯罪
仮釈放直後の再犯や若年層による集団暴行は、タイ社会における治安維持の課題と、こども・若者の更生支援の必要性を浮き彫りにしています。特に、外国人労働者が巻き込まれる犯罪は、外国人労働者の保護という観点からも注目すべき点です。
逮捕された少年らは「他人を死に至らしめる暴行を共謀した罪」で起訴されており、今後司法手続きが進められることになります。タイでは若年層の犯罪に対する対策が求められています。


