ハノイ市で墓地裏に大規模な「闇市」が深夜まで営業していた問題に対し、ハノイ市人民委員会委員長が調査を指示しました。この「闇市」は、インフラが未整備な場所で違法に運営されており、治安や衛生上の懸念が指摘されています。Tuoi Treが報じたところによると、当局は迅速な対応を求められています。
ハノイの「闇市」問題が浮上
ハノイ市郊外、イェンキー墓地(Nghĩa trang Yên Kỳ)の裏手で、深夜から早朝にかけて大規模な「闇市」が長年にわたり運営されていました。この違法市場は、主に農産物や食料品を取引しており、インフラが全く整備されていない劣悪な環境下で活動。ゴミの山や排水問題が深刻化し、周辺住民の生活環境に悪影響を与えていると報じられています。
市人民委員会委員長が調査を指示
この問題を受け、ハノイ市人民委員会委員長は、市内の関連部署に対し、即座に調査を開始し、徹底的な対処を行うよう指示しました。人民委員会委員長は、この違法な市場活動が地域の秩序、環境衛生、そして市民の健康に与える潜在的な危険性を強く懸念しており、関係機関に迅速な報告を求めています。
違法市場の背景と課題
地元住民やメディアの報告によると、この「闇市」は、本来であれば規制されるべき場所で、長期間にわたり野放し状態で運営されていました。適切な許可なく設置され、税金も納められていないため、公正な競争を阻害し、地域の経済にも悪影響を与えています。特に深夜の取引活動は、交通渋滞を引き起こし、周辺の治安維持にも課題を投げかけています。
当局の対応と今後の見通し
ハノイ市は、工業貿易局、建設局、公安局、および関連する区人民委員会に対し、この「闇市」の現状を詳細に把握し、法に基づいた厳格な措置を講じるよう求めています。違法施設の撤去、衛生環境の改善、そして再発防止策の確立が喫緊の課題です。今回の市トップの指示により、長年の問題解決に向けた具体的な動きが加速すると期待されています。
市民からは、このような違法な市場が放置されてきたことに対し、地方自治体の監督責任を問う声も上がっています。今回の調査で、どのように問題が解決され、ベトナムの違法市場の取り締まりが強化されるかが注目されます。


