ホームタイバンコク、検問突破で警官重体。有名大学学生2名逮捕、車から銃器発見

バンコク、検問突破で警官重体。有名大学学生2名逮捕、車から銃器発見

※画像はイメージです(AI生成)

タイ・バンコクの検問所で車が警察官に衝突し、重傷を負わせる事件が発生しました。この事故により、警官は脳浮腫と頸椎骨折の重体となっており、車内からは銃器が発見され、乗っていた有名大学の学生2名が逮捕されたとKhaosodが報じています。

バンコクの検問所で発生した悲劇

5月22日未明、バンコクのバンナー地区、バンナー・トラート通りで、交通警察官のターラン・ピロムジットチャルーン副捜査官がアルコール検査の検問を実施していました。その際、白いミツビシ・エクスパンダーが検問手前で停車を求める指示を無視し、ターラン副捜査官に衝突。副捜査官は地面に倒れ込み、重傷を負いました。

この車はさらに警察のオートバイとタクシーにも衝突し、最終的には警察のピックアップトラックに前方を阻まれ停止しました。運転していたのは20歳のタナバット容疑者、同乗者は同じく20歳のアッカラウィン容疑者で、二人はチェンライ出身の学生でした。事故後、二人は現場で警察に身柄を拘束されました。

車内から銃器を発見、学生は容疑を否認

車両を捜索したところ、スペアタイヤ収納部から9mm口径の拳銃1丁と実弾24発が発見されました。逮捕後に行われたアルコールおよび薬物検査では、二人とも陰性でした。

タナバット容疑者は警察の取り調べに対し、「警察官が見えなかった」と供述し、車内で見つかった銃についても「誰のものか知らない」と容疑を否認しています。警察はタナバット容疑者を「無許可での銃器および弾薬の共同所持」「不必要な理由による公共の場での銃器および弾薬の共同携帯」「過失による重傷容疑」で起訴しました。アッカラウィン容疑者も同様に「無許可での銃器および弾薬の共同所持」「不必要な理由による公共の場での銃器および弾薬の共同携帯」の容疑で起訴されています。

同乗者に複数の犯罪歴、有名ギャングとの関連も

バンナー警察署のスラポン・スクヤム署長によると、タナバット容疑者はバンコクの有名大学に、アッカラウィン容疑者は北部地方の大学にそれぞれ在籍しているとのことです。特にアッカラウィン容疑者には、過去に暴行と銃器所持に関する5件の犯罪歴があることが判明しました。さらに、彼は2025年初頭に世間を騒がせた有名ギャング「Oreo」の一員であったことも明らかになっています。警察は、二人の供述が不明瞭であるため、より詳細な取り調べを進める方針です。

警官の容態は依然重篤

ターラン副捜査官の治療にあたる医師によると、副捜査官は依然として昏睡状態であり、脳浮腫、脳内出血、頸椎骨折と診断されています。全身にも多数の傷を負っており、その容態は極めて重篤です。この事件はタイの治安問題、特に学生による犯罪や銃器の不法所持に対する懸念を改めて浮き彫りにしています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
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