ベトナム・タインホア省の採石場で大規模な土砂崩れが発生し、作業員3人が生き埋めになる事故が起きた。この事故は5月20日午後5時頃、カムトゥー村にあるアイン・トゥアン社の採石場で発生し、1人が死亡、2人が行方不明となっている。VnExpressが報じたところによると、救助活動は難航しているという。
タインホア省で発生した採石場事故
5月20日午後5時頃、タインホア省カムトゥー村にあるアイン・トゥアン社の採石場で、山からの大量の土砂が突然崩落し、山麓で作業していた複数の作業員が巻き込まれた。この土砂崩れにより、ラオカイ省出身のロ・ヴァン・トイさん(40歳)、ロ・ヴァン・クイさん(37歳)、ホアン・ヴァン・ガイさん(38歳)の3人が生き埋めになる事故が発生した。同日夜、救助隊は1人の被害者を発見し病院へ搬送したが、残念ながら死亡が確認された。残る2人は依然として行方不明となっている。
困難を極める救助活動
5月20日夜から21日未明にかけて、現場では数百人の警察官、軍人、消防士が動員され、救助活動が続けられた。救助には重機、専用車両、ドローン、捜索犬、熱探知装置などが投入された。タインホア省公安消防・救助警察署長のレ・チョン・タイ中佐によると、救助活動は難航しているという。現場は数千立方メートルの土砂で散乱し、雨による滑りやすさに加え、採石場ではさらなる土砂崩れの危険性があるため、救助隊員は被害者の捜索と自身の安全確保を同時に行わなければならない状況にある。
当局による対応と今後の調査
タインホア省人民委員会委員長は、省公安に対し、関係機関と協力して行方不明者の捜索を継続し、事故原因を徹底的に調査し、違反行為があれば厳正に対処するよう指示した。また、農村開発環境局には、アイン・トゥアン社の採石場における鉱物採掘活動、労働安全、環境保護について包括的な調査を行うよう命じた。カムトゥー村当局は、現場の保全、被害者家族への支援、雨季における土砂崩れのリスクが高い地域の再調査を進めている。
採石場の運営状況
地元当局によると、事故が発生した採石場は10年以上にわたり稼働しており、主に建材や石材の採掘を行っていた。アイン・トゥアン社は、最近になってこの採石場の運営を引き継いだばかりであるという。


