ホームタイソンクラー県ハートヤイの学校長、生徒を守り殉職し王室勲章受章

ソンクラー県ハートヤイの学校長、生徒を守り殉職し王室勲章受章

出典:元記事

タイ南部ソンクラー県ハートヤイ地区の学校で発生した人質事件で、生徒たちを守るために命を捧げた元校長に対し、タイ国王室から「最も高貴なタイ王冠勲章」が追贈されました。この英雄的な行動は、タイ全土に大きな感動を与え、その功績は広く称えられています。今回の叙勲は、The Thaigerが報じたところによると、2026年5月19日付の官報で正式に発表されました。

生徒を守り命を捧げた校長に王室勲章

ソンクラー県にあるパトンプラタン・キリワット学校の元校長、サシパット・シンサモソーン氏に、タイ国王室から「最も高貴なタイ王冠勲章第一級」が追贈されました。この叙勲は、2026年5月19日付の官報で発表され、5月12日付で発効したものです。

サシパット元校長は、職務遂行中に命を危険にさらし、致命傷を負ったことが国王室によって認定されました。彼女は、監督下にある教師や生徒を保護し、世話をし、手助けし、そして事件の間、彼らを置き去りにしなかったと称えられています。

人質事件の詳細と校長の英雄的行動

この悲劇的な事件は、2026年2月11日、ソンクラー県ハートヤイ地区にあるパトンプラタン・キリワット学校で発生しました。18歳の容疑者が押収された警察のライフルを持って学校に侵入し、発砲して人質を取るという衝撃的な事態となりました。

サシパット校長は、教師と生徒を保護するため、自ら人質となることを申し出ました。その結果、彼女は胸を撃たれ、ハートヤイ病院に搬送されましたが、重体となり、その後死亡が確認されました。彼女の自己犠牲の行動は、多くの人々に深い感銘を与え、タイ国内の治安に対する意識を高めるきっかけにもなりました。

タイ国内で広がる「良き市民」表彰の動き

タイでは、サシパット校長のような英雄的行動を称える動きが広がっています。プーケット県知事ソポン・スワンナラット氏も、2024年に「良き市民を称える日」の取り組みの一環として、勇敢さ、親切心、そして揺るぎない奉仕の精神を示した8人の「日常の英雄」を表彰しました。

これらの表彰は、内務省のイニシアチブによるもので、他者を助けるために個人的な危険を冒した個人に光を当てることを目的としています。サシパット校長の行動は、タイ社会における勇敢さと自己犠牲の精神を象徴し、国民の模範となるものです。このような事件が二度と起きないよう、学校の安全対策、特に防犯カメラの設置や警備体制の強化が求められています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
RELATED ARTICLES
- Advertisment -
Google search engine

Most Popular

Recent Comments