タイ南部クラビ県の人気観光地ライレイビーチ沖でカヤックが転覆し、オランダ人観光客の男性(約60歳)が行方不明となっています。この事故では男性の娘は無事救助されましたが、悪天候の中、捜索活動が続けられています。The Thaigerが報じました。
クラビ沖でカヤック転覆、娘は無事救助
現地時間5月16日、クラビ県のライレイ湾沖で、約60歳のオランダ人男性とその娘がカヤックを楽しんでいたところ、強い波と風にあおられカヤックが転覆しました。岸から約0.5海里(約0.9km)沖合で発生したこの事故で、娘は近くを航行していた地元の船の操縦士によって迅速に救助されましたが、男性は行方不明となりました。
ハット・ノッパラット・タラ・ムー・コー・ピーピー国立公園のレンジャーは通報を受け、直ちに捜索活動を開始しました。
悪天候の中、捜索活動が続く
捜索チームは現場でカヤックのパドルのみを発見しましたが、男性の姿は見つかっていません。地元の報道によると、捜索活動は悪天候のため、安全対策を強化しながら継続されています。国立公園当局は、行方不明の観光客に関する情報を持っている場合は、国立公園の公式Facebookページまたは電話(075-656150)で連絡するよう呼びかけています。
タイ当局が海洋レジャーへの注意喚起
タイ当局は、この時期は雷雨や大雨が予想されるため、観光客や船の操縦士に対し、海上での活動には十分な注意を払うよう警告しています。特に沿岸地域でのレジャー活動においては、天候の急変に備え、常に安全を最優先するよう促しています。これは、観光客の安全確保と、自然災害リスクの増大に対する社会のレジリエンス向上の観点からも重要な呼びかけです。
過去にも発生した水難事故
ライレイビーチ沖では、過去にも水難事故が報告されています。今年2月には、韓国人観光客が溺死する事故が発生しました。また、同月にはパタヤビーチでもベトナム人観光客とオーストラリア人観光客が溺死寸前の状態からライフガードによって救助されています。昨年8月には、ピピ島で8歳の中国人男児が溺死するなど、タイの主要観光地での水難事故は後を絶ちません。観光客は水辺での活動において、特に慎重な行動が求められます。


