タイ東北部のナコーンラーチャシーマー県パークチョン郡で、仏教の出家式行列がオオスズメバチの襲撃を受け、11人が負傷する事故が発生しました。拡声器の大きな音に驚いたハチが巣を破壊し、行列参加者を次々と刺したとみられています。地元メディアKhaosodが報じました。
出家行列を襲ったハチの群れ
2069年5月17日、ナコーンラーチャシーマー県パークチョン郡クラーンドン地区にあるワット・クラーンドン寺院で、仏教の出家式(ナーク)の行列が行われていました。午前中に寺院の周りを3周する予定だった行列は、2周目に差し掛かったところで突如、オオスズメバチの大群に襲われました。寺院の正面にあるひさしの裏側にあった2つの大きなハチの巣が、行列で使用されていた拡声器の大きな音に驚いて壊れ、ハチが暴れ出したとみられています。
11人が負傷し救助隊が出動
この予期せぬ出来事により、行列に参加していた多くの住民がパニックに陥り、寺院から約100メートル離れたワット・クラーンドン学校の運動場へ逃げ出しました。パークチョン郡クラーンドン地区のラデーン・ペンヌアン町長は通報を受け、直ちにクラーンドン地区自治体救命隊とシーマーモンコン地区自治体救命隊、パークチョン・ナーナー病院の救急車に出動を指示しました。現場に到着した救助隊は、男女や子どもを含む負傷者への応急処置を行い、合計11人の負傷者を確認しました。
重症者も搬送、出家式は無事完了
負傷者のうち、男性3名は痛みと呼吸困難を訴える重症だったため、ムワックレック病院へ搬送されました。残りの女性、男性、子どもを含む8名はパークチョン・ナーナー病院へ運ばれ、手当てを受けました。行列は中断され、予定されていた3周を完遂することはできませんでしたが、幸いにも出家するナーク自身は負傷することなく、親族によって無事に寺院の礼拝堂へ案内され、出家式は滞りなく執り行われました。


