ホームタイ【バンコク】バス急カーブで高齢女性が負傷、バス会社が修理費要求

【バンコク】バス急カーブで高齢女性が負傷、バス会社が修理費要求

※画像はイメージです(AI生成)

タイの首都バンコクで、路線バスが急カーブした際に高齢女性が転倒し頭部を負傷する事故が発生しました。この事故でバスの窓ガラスにひびが入ったにもかかわらず、バス会社側は病院への搬送よりも、乗客の不注意を理由に窓ガラスの修理費用を要求。Khaosodが報じたこの出来事は、SNSで大きな波紋を呼んでいます。

バスの急カーブで高齢女性が転倒、頭部負傷

2069年5月17日、フェイスブックユーザー「Noo Pang Pang」さんが自身の母親が巻き込まれた事故について投稿し、正当な扱いを求めました。母親はバスから降りる準備のため立ち上がった際、バスが急にカーブしたことでバランスを崩し転倒。その際、頭部を窓ガラスに強く打ち付け、ガラスにはひびが入るほどの怪我を負いました。

病院搬送より修理費を要求するバス会社

事故発生後、バスの乗務員は負傷した母親を病院へ搬送することなく、乗客の不注意が原因で窓ガラスが破損したとして、修理費用として4,300バーツ(約21,500円)を要求しました。娘さんはこの対応に激怒し、「乗客が転倒して損害を与えた場合、乗客が修理費を支払うのは間違っているのではないか」とSNSで訴え、公共交通機関の安全性と事故後の対応について疑問を投げかけました。

警察介入と不透明な医療対応

事態は警察署での調停に発展。最終的に、バスの運転手と母親で修理費用を折半し、母親はバス会社が提携しているバンパカオ1病院で治療を受けることになりました。しかし、事故現場はバンコクのモーチット地区であったにもかかわらず、提携病院が遠方のバンパカオ1病院であったため、娘さんは母親を遠くまで連れて行かなければなりませんでした。

病院到着後も、バス会社の担当者が同行していなかったため、母親の治療費は一時的に自己負担を求められました。これに対し娘さんが強く抗議したところ、ようやくバス会社の担当者が現れたといいます。この一連の対応について、娘さんは負傷者への初動対応の不備と、金銭問題が優先されたことを厳しく批判しました。

母親は入院、公共交通の安全対策が課題に

母親は頭痛、吐き気、背中、首、手首の痛みで入院を余儀なくされました。X線検査では骨折は見られませんでしたが、吐き気が止まらないため経過観察が必要と診断されました。現在は食事もできるようになり、順調にいけば翌日には退院できる見込みです。

今回の事故は、タイの公共交通機関における乗客の安全確保と、事故発生時の適切な対応という課題を浮き彫りにしました。特に、高齢者や身体の不自由な乗客への配慮は、都市化が進むバンコクにおいて今後ますます重要となるでしょう。タイ政府も公共交通の安全性向上には取り組んでいますが、現場での実践が求められています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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