タイ中部ラーチャブリー県で、ソムタムを売る女性が友人に質入した純金ブレスレットが偽物とすり替えられる詐欺被害に遭いました。女性は生活費のため友人に金を預けましたが、返却された際に偽物であることが判明。Khaosodが報じたところによると、女性は警察に被害を届け出ています。
ラーチャブリーで発覚した詐欺事件
この事件は、ラーチャブリー県ムアン郡クーブア地区に住む28歳のソムタム売り、ナン・サオ・ラッティカールさん(通称:メー・カニン)が自身のFacebookで助けを求めたことから明るみに出ました。彼女は、日々の売上を貯めて手に入れた重さ3バーツ(約45グラム)の純金ブレスレットを、経済的な問題から友人に質入したと訴えています。
友人への質入れと不審な言動
ラッティカールさんによると、2026年1月頃に金ブレスレットを友人に預け、15,000バーツ(約75,000円)を受け取りました。友人は利息を取らなかったため、彼女は少しずつ返済を続けていたとのことです。しかし、2026年5月14日に残金と利息として追加で5,000バーツ(約25,000円)を支払い、夫が金を受け取りに行った際、友人が以前行方不明になっていたラッティカールさんの携帯電話が実は自分のバッグにあったと告白したことで、彼女は不審感を抱き始めました。
偽物と判明、警察に通報
ブレスレットが返却された後、ラッティカールさんは購入した金店で鑑定してもらったところ、「これは偽物だ」と告げられ、大きな衝撃を受けました。見た目は元の金とそっくりだったものの、その真贋はプロの目には明らかだったのです。彼女はすぐに警察に被害届を提出。警察が友人に連絡を取ったところ、友人は弁護士を通して話すようにと返答したと報じられています。
被害者の訴えと詐欺への注意喚起
涙ながらにラッティカールさんは、日差しや雨の中、毎日ソムタムを売ってようやく手に入れた大切な金を取り戻したいと訴えています。また、幼い子供を育てる身であり、今回の詐欺被害は精神的にも大きな負担となっています。彼女は自身の経験を教訓として、金銭的な問題で金を質入する必要がある場合は、信頼できる金店や公認の質屋を利用するよう、タイの一般市民に強く呼びかけています。
支援の呼びかけ
ラッティカールさんは、もし彼女のソムタムや焼き鳥を応援したい方がいれば、Facebookアカウント「Rattikar Yamwong」を通じてオンラインで注文できると述べています。この事件は、タイにおける個人間の金銭トラブルや詐欺の危険性を浮き彫りにしており、旅行者にとっても注意すべき点が多いと言えるでしょう。


