バンコクの空港鉄道フアマーク駅下の無料駐車場で、駐車中の車から車輪が盗まれる被害が多発しています。多くの車両がタイヤを外され、石で支えられた状態で見つかりました。タイの主要メディアKhaosodが報じ、SNS上ではこの地域の治安状況への懸念が広がっています。
バンコク・フアマーク駅下駐車場で車輪盗難が多発
タイの首都バンコクにある空港鉄道フアマーク駅下の無料駐車場で、駐車中の自動車から車輪が盗まれる事件が相次いでいます。5月15日、Facebookページ「Suan Luang Wan Ni」がこの被害状況を警告する投稿を行い、複数の車両がタイヤを外され、代わりに石やブロックで車体が支えられている状態の写真を公開しました。
中には、長期間放置されていたとみられる鳥の糞まみれのセダンも、同様に車輪を盗まれていました。この事態に対し、多くのネットユーザーがコメントを寄せ、この駐車場の警備体制の不備を指摘しています。
警備不在と長期放置車両が狙われる要因
地元住民やSNSユーザーからの情報によると、この駐車場には警備員が常駐しておらず、監視が行き届いていない状態です。さらに、多くの車両が数日だけでなく、数ヶ月、あるいは1年以上にわたって放置されていることが指摘されています。このような状況が、窃盗犯にとって格好の標的となっていると考えられます。
空港鉄道の利用者にとっては無料の駐車場として利用されていますが、長期放置車両が多いため、実際に駅を利用したい人が駐車スペースを見つけられないという問題も発生しています。このインフラの不備が、犯罪を誘発する一因となっている可能性も示唆されています。
住民からの不満と当局への対応要請
この事件を受けて、多くの市民が当局に対し、駐車場の管理体制の見直しと治安対策の強化を求めています。特に、警備員の配置や監視カメラの設置など、具体的な対策を求める声が上がっています。空港鉄道はバンコク中心部とスワンナプーム国際空港を結ぶ重要な交通手段であり、その利用者の安全確保は不可欠です。
タイでは、このような公共駐車場の警備体制が課題となることが少なくありません。今回の事件は、都市インフラの整備だけでなく、それに伴う安全管理の重要性を改めて浮き彫りにしています。


